こども教育学科 通信教育課程
Q&A

入学・入試について

  • 入学試験はどのようになっていますか。
  • 筆記試験はありません。
    出願書類により入学選考を行います。科目等履修生、特修生も同じです。
  • 出願したいのですが、納付金はいつ納めるのですか。
  • 出願前に金融機関(ゆうちょ銀行除く)で所定の金額を納入してください(ATM不可)。
  • 出願時期が遅いと不利なことはありますか。
  • 選考上不利になることはありませんが、入学予定者が定員に達したところで、募集を停止します。出願をお考えの方は、早めに出願されることをお勧めします。
    なお、出願時期が遅くなりますと、1年目の学習期間が短くなり科目修得試験やスクーリングの受験・受講回数が減少します。
  • 他の学校(大学・短期大学・専門学校)に在籍中ですが、帝京短期大学通信教育課程でも同時に学ぶことはできますか。
  • 入学は可能です。高等学校および中等教育学校を卒業していれば、正科生および科目等履修生として本学に入学することができます。

    【注意事項】
    1.在籍中の学校に二重学籍が可能であるかご確認ください。
    2.高等学校に在籍している方は入学することができません。
  • 短期大学卒業を目指さずに、希望する科目だけを勉強することはできますか。
  • 科目等履修生として入学し、希望する科目のみを受講することができます(1科目から受講できます)。科目等履修生で修得した単位は、後に正科生として入学された場合、卒業単位に算入されます。
    ただし、単位修得時と正科生入学時でカリキュラムに変更がなかった場合に限ります。
  • 高等学校を卒業していないのですが、正科生に入学できますか。
  • 正科生で入学することはできません。大学入学資格を満たしていない満18歳以上の方は、特修生で入学することができます。特修生として、規定の単位を修得することで、本学正科生への入学資格を得ることができます。
  • 入学式はありますか。
  • 入学時期が人により様々であるため、入学式はありません。
  • 大学(または短期大学)を卒業しているのですが、編入学は可能ですか?
  • 大学(または短期大学)を卒業している方は、2年次編入学を認めています。ただし、保育士資格の取得を希望される場合は、編入学を認めておりません。正科生として1年次から入学することになります。
  • 大学(または短期大学)を卒業・退学をしていますが、単位の認定はどの程度可能でしょうか。
  • 基礎教育科目のみの単位認定となります。幼稚園教諭二種免許状または保育士資格取得を希望される場合は、専門科目と同一または類似科目を修得された場合であっても、再度履修していただくことになります。ただし、専門科目については、入学前に在籍した大学(または短期大学)等の学科が、幼稚園教諭二種免許状または保育士養成施設の指定を受けている場合に限り認定される可能性があります。
    単位認定を希望される場合は、巻末にある単位認定願を提出してください(単位認定は入学後に行うため、お時間をいただきます)。

    【注意事項]
    1.幼稚園教諭二種免許状取得希望者は出身大学・短期大学の「成績証明書」のほかに「学力に関する証明書」も必要になります。
    2.単位認定については、出身大学・短期大学の「講義要項(シラバス)」等の提出を依頼する場合があります。
    3.単位認定の科目は、出願時の「成績証明書」をもとに本学入学時に決定します。本学在籍中に追加で単位認定することはできません。
  • 入学の際、年齢制限はありますか。
  • 年齢制限はありません。入学資格を満たしていれば、どなたでも出願することができます。
    幼児教育に特化したカリキュラムとなりますので、体を動かす実技系の授業が開講されます。また、免許・資格を取得される方は学外実習を行うことが必修です。

学費、資格の取得、卒業等について

  • 正科生として入学した場合、卒業するまでにはどれくらいの費用がかかりますか。
  • 3年間在学し、卒業に必要な93単位以上を修得し、卒業と同時に幼稚園教諭二種免許状および保育士資格を取得するにはおおよそ以下の学費となります(スクーリング科目および学外実習の回数により学費は変動します)。
    • 卒業コース 3年間で約64万円
    • 幼稚園教諭コース 3年間で約70万円
    • 保育士コース 3年間で約75万円
    • 幼稚園教諭・保育士コース 3年間で約83万円

    スクーリング受講料および教科書代を含む[概算の金額となります]。

  • 奨学金制度はありますか。
  • 日本学生支援機構の奨学金制度(貸与型のみ)や保育士修学資金制度等が利用可能です。
    尚、本学は2025年4月以降、「国の高等教育修学支援新制度」は対象外です。従って、貸与奨学金のみ新規申込が可能、給付奨学金は新規申込不可です。給付奨学金に代わる、本学独自の修学支援制度(「努力と誠実」修学支援制度)があります。

    日本学生支援機構


    貸与型 一種[無利子] 8.8万円
    二種[有利子] 2万円~12万円(1万円単位で選択可)

    対象:正科生でスクーリングを受講される方のみ(年1回貸与)

    「努力と誠実」修学支援制度(本学HPに募集案内掲載有)

    経済的な理由で学び続けることを諦めずに済むよう、授業料等の免除・減額と給付奨学金により、皆さんの「学び」を支える本学独自の修学支援制度です。国の高等教育修学支援新制度に代わる制度です(同程度)。原則、国の高等教育修学支援新制度の支給要件に準じて、審査を行います。

    対象者(家計基準(※)) 減免額(年額) 給付奨学金(年1回給付)
    入学金 授業料等
    ① 家計支持者の市町村民税所得割が非課税世帯 年間上限額 3~5万円 年間上限額 11万円 5万円
    ② 家計支持者の前年度の所得合計が330万円未満
    ③ 上記①・②非該当かつ多子世帯 年間上限額 3~5万円 年間上限額 11万円 ×

    ※家計基準の他、学力基準、大学等への入学時期等に関する要件などをすべて満たす場合に支援対象となります。その他、各種要件は原則、国の高等教育修学支援新制度に準じます。各種要件および申込方法等の詳細は募集案内・資料を参照してください。

    保育士修学資金制度

    各自治体の社会福祉協議会等が行っている貸付制度です。本学卒業後に貸付を受けた自治体の指定する施設にて一定年数保育士として勤務することで、返還免除等が受けられる制度です。応募要件や申請時期は自治体により異なりますので、詳細は各自治体HPをご参照ください。

  • どのような免許・資格が取得できますか。
  • 「幼稚園教諭二種免許状」と「保育士資格」が取得可能です。正科生としてそれぞれの免許・資格に必要な科目を修得し、卒業する必要があります。
  • 正科生として在学できる最長年限は何年ですか。
  • 修業年限は3年です。在学期間は8年を超えることはできません。
  • 卒業するために修得しなければならない単位数は何単位ですか。
  • 卒業要件は93単位以上、うち23単位以上をスクーリングで修得することが必須となります。
  • 科目等履修生で幼稚園教諭免許状を取得することはできますか。
  • 以下の場合を除き、科目等履修生では幼稚園教諭免許状を取得することはできません。以下に該当しない方で幼稚園教諭免許状の取得を希望される場合は正科生としてご入学いただくことになります。

    1. 保育士資格を所有しており、一定の勤務経験がある方(参照
    2. 幼稚園教諭免許状授与に係る課程認定を受けている大学・短期大学で一部科目を取り残して卒業している方
    【注意事項】
    幼稚園教諭免許状授与に係る科目を本学で履修し、合算して出身大学で手続きをすることにより幼稚園教諭免許状を取得することができる場合があります(ただし、教育実習など一部科目は、本学科目等履修生で受講することはできません)。科目等履修生として修得した単位を認めるかどうかは卒業した大学の判断となりますので、本学に出願する前に出身大学にご確認ください。
  • 保育士資格を所有しており、勤務経験があります。認定こども園法改正に伴う特例制度を利用して幼稚園教諭免許状を取得することはできますか。
  • 保育士資格を所有し、指定された学校および施設にて3年以上(勤務時間の合計が4,320時間以上の場合に限る)の経験がある場合には、本学の「幼稚園教諭特例コース」で指定された科目を修得することにより、幼稚園教諭二種免許状を取得することができます。所定の単位を修得後、教育職員検定を経て、幼稚園教諭免許状が授与されます。
    なお、本特例措置は改正認定こども園法施行後15年間(2029年度末まで)のみ有効です。当該期間内に所定の単位を修得し、免許状の授与を受ける必要があります(15年の間に所要資格を得ていても、15年経過後に免許状の授与を受けることはできません)。

    【注意事項】
    本特例制度を利用する際には、出願前に必ず勤務先に勤務状況(在職年数、時間等)をご確認ください。
  • 科目等履修生で保育士資格を取得することはできますか。
  • 以下の場合を除き、科目等履修生では保育士資格を取得することはできません。以下に該当しない方で保育士資格の取得を希望される場合は正科生としてご入学いただくことになります。

    1. 幼稚園教諭免許を所有している方(参照
    2. 社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の資格を所有している方(参照
    3. 保育士養成施設で一部科目を取り残して卒業している方
    【注意事項】
    保育士資格に不足した科目を本学で履修し、合算して出身大学等で手続きをすることにより同資格を取得することができる場合があります。科目等履修生として修得した単位を認めるかどうかは出身大学等(保育士養成施設)の判断となりますので、本学に出願する前にご確認ください。ただし、保育実習など一部科目の受講はできません。
  • 幼稚園教諭免許状を所有しており、勤務経験があります。認定こども園法改正に伴う特例制度を利用して保育士資格を取得することはできますか。
  • 本学では、保育士資格を取得するための特例コースを開講していないため、取得できません。
  • 幼稚園教諭免許※を所有しています。保育士試験免除制度を利用して保育士資格を取得することはできますか。
  • 幼稚園教諭免許※を所有し、保育士筆記試験に対応する教科目を「指定保育士養成施設(本学)」で単位修得した方は、免除申請することにより筆記試験が免除されます(試験免除申請に必要となる「幼稚園教諭免許所有者保育士試験免除科目専修証明書」は、教科目単位修得後に有料にて発行)。試験免除申請に関する詳細は、一般社団法人全国保育士養成協議会のホームページにてご確認ください。
    ※社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の資格をお持ちの方も、保育士試験免除制度があります。

レポート、科目修得試験、スクーリング、学外実習について

  • 通信科目はどのように学習したらよいでしょうか。
  • 印刷教材(教科書やサブテキスト)を読んで学習します(自宅学習)。科目毎の課題についてレポートを作成し、教員の添削を受けます。レポート及び科目修得試験の双方を合格することにより単位修得となります。
  • 1科目につきレポートの提出は何通必要ですか。
  • レポートは単位数に応じて作成する通数が決まっています。1単位につき1通(1課題)、2単位の場合は2通(2課題)作成します。
  • 通信科目のレポートの作成形式を教えてください。
  • 1課題につき、原則1,600字以上2,000字以内で作成します。なお、一部の科目を除きパソコン(MicrosoftWord原稿用紙設定)でレポートを作成することが可能です。
  • 科目修得試験の開催、受験要件について教えてください。
  • 通信科目を対象とした科目修得試験(年4回)を実施しています。受験するには指定日までにレポートを提出し、合格を得る等の要件を満たすことが必要です。
  • スクーリング授業について教えてください。
  • スクーリング(面接授業)は、一定の時期に集中スタイルで授業を実施します。原則、対面授業形式で行います。自宅学習が難しい演習や実技科目を中心に行います。
  • スクーリング授業を受講しないで卒業はできますか。
  • スクーリングを受講せずに卒業をすることはできません(参照)。
  • スクーリング授業の開講時期について教えてください。
  • スクーリングの開講は夏期・冬期・春期・週末に分かれています。原則、4月入学は夏期、10月入学は冬期・春期・翌年の夏期で受講します。その他、一部の科目を週末(6月、11月頃)にも開講しています。
  • スクーリング授業では、1科目につき何日出席が必要ですか。
  • 1科目につき5日間連続(原則、午前と午後に異なる科目が開講されます)。1~3年の各学年において、年間約1ヶ月の出席が必要となります。
    なお、週末スクーリングは、土曜及び日曜日に開講します。授業は1科目につき3日間(一部科目を除く)で開講します。
  • ピアノを習ったことがありませんが、大丈夫ですか。
  • 「こどもと音楽」等のスクーリング授業において、童謡の弾き歌いや楽器演奏などでピアノが使われます。ピアノ演奏の経験が全くない方は、受講前までに個人的にレッスン(バイエル30番から70番を目安に)を受けるなど、スクーリングに備えて余裕をもってピアノの練習に取り組んでおくことをお勧めします。
  • 学外実習の種類と期間を教えてください。
  • 免許・資格取得のために、学外実習が必要となります。
    教育実習、保育実習共に2年次の後半以降に実習を行います。

    教育実習(幼稚園教諭二種免許状)
     幼稚園で実習を行います[ 2週間(10日間)×2回 計4週間]

    保育実習(保育士資格)
     保育所と施設で実習を行います[12日間、90時間以上×3回]
     ※保育実習Ⅰ(保育所)と保育実習Ⅰ(施設)と保育実習Ⅱ(保育所)または保育実習Ⅲ(施設)の合計3実習が必要です。
  • 勤務先で実習することはできますか。
  • 勤務先での実習は認めていません。勤務先とは別の実習先を探してください。
    なお、実習期間中は実習に専念し、アルバイトを含め勤務をすることは避けてください。

その他

  • 教科書はどうやって入手するのですか。
  • 教科書代は納付金に含まれていませんので、各自履修した科目の指定教科書を別途購入する必要があります(購入方法については、入学後に販売WEBサイトをご案内します)。なお、通信科目には手引書となるサブテキストを履修登録後に配付します。
  • 学割証(学校学生生徒旅客運賃割引証)は使えますか?
  • 正科生に限り、スクーリングや科目修得試験、学外実習等の際に使えます。
    JRの乗車距離が片道100kmを超える場合のみ使用でき、運賃(普通乗車券)が2割引になります。
    個人的な旅行等には使用できません。
  • 入学後に加入しなければならない保険はあるのですか。
  • スクーリングや実習時の不慮の事故等に備えて学生教育研究災害傷害保険および学研災付帯賠償責任保険に加入していただきます(科目等履修生および特修生は、学生教育研究災害傷害保険のみ加入)。
  • 就職指導はしてもらえるのでしょうか。
  • キャリアサポートセンター職員をはじめ各教員が支援します。
    本学に寄せられる求人票を紹介します(求人システム「キャリアナビ」より、学内外でいつでも自由に求人情報を検索することができます)。また、地域個別の求人情報に関しては各自で探していただくか、本学と連携しているハローワークを利用してください。